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住宅ローンの残額が免除! 万が一に備える団体信用生命保険とは?

2023.06.28

お知らせ

家は高価な買い物なので、住宅ローンを組んで建てるのが一般的です。住宅ローンは長期間にわたって返済していくことになるため、「途中で働けなくなって返せなくなったらどうしよう?」と心配する方もいるでしょう。そのような時に備えて加入しておくのが「団体信用生命保険」です。ここでは、団体信用生命保険の仕組みについて解説します。

【目次】
1.団体信用生命保険(団信)とは?
2.団体信用生命保険への加入は義務なの?
3.団体信用生命保険の特約とは?
4.今回のまとめ

 

団体信用生命保険(団信)とは?

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済期間中に、契約者が死亡したり働けなくなったりした時、住宅ローンの残高の返済が実質免除される保険です。ローンの借入先の金融機関と契約した生命保険会社が、住宅ローン残高分の保険金を金融機関に支払い、ローン契約者の代わりに債務を返済してくれます。住宅ローンの返済期間中に契約者が死亡、もしくは重い障害を負うケースは珍しくありません。こうなると、残された家族や働けなくなった契約者はローンを返済できず、家に住めなくなってしまうでしょう。
しかし、団信に加入しておけば、契約者に万が一のことがあっても、返済の心配をせず家に住み続けられるのです。なお、団信の保険料は、無料の場合と有料の場合があります。有料の場合は、住宅ローンの金利に付加されるタイプと、住宅ローンとは別に払い込むタイプに分けられます。どのタイプなのかは契約時に確認しておきましょう。

団体信用生命保険への加入は義務なの?

団体信用生命保険への加入は、法令で定められているわけではありません。しかし、大半の金融機関は、融資の条件として団信への加入を求めています。そのため、住宅ローンを組む時は、実質的に団信への加入が必須といっていいでしょう。中には団信への加入が任意の住宅ローン(フラット35など)もありますが、未加入だと将来のリスクが非常に高くなるので、原則として加入するのがおすすめです。
もし団信に加入しないのであれば、十分な貯蓄をしておくか他の生命保険で補うなど、別の対策を打っておく必要があります。なお、団信に加入できるのは、住宅ローンの借入れ時もしくは借換え時です。借入れ後の加入は基本的にできません。

団体信用生命保険の特約とは?

一般的な団体信用生命保険は、契約者が死亡もしくは所定の高度障害状態になった時に住宅ローンを肩代わりしてくれます。
それに加え、さまざまな「特約」が用意されているケースが多く、特約付きの団信に加入すると保障範囲がさらに広がります。代表的な特約は、がん・脳卒中・急性心筋梗塞の3大疾病に罹患し、所定の状態になった場合に保障対象になるというものです。また、人工透析や心臓のペースメーカー装着、要介護状態などを対象にした特約もあります。
なお、特約を付加すると、住宅ローンの金利に年0.3%程度が上乗せされます。支払う金額は増えますが、その分保障が充実して安心感が高まるので、よく検討してプランを選びましょう。

今回のまとめ

団体信用生命保険は、家を建てる方の多くがお世話になる保険です。加入しておけば、もしもの事態があっても住宅ローンの返済が実質免除され、家族も安心して生活を続けられます。さまざまな特約が用意されているので、よく考えて自分に合ったプランを選択するといいでしょう。