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フローリングや床タイルに傷がついた場合の補修方法を解説します!

2023.07.01

コラム

フローリングや床タイルは、物を落としたり家具を引きずったりしたせいで傷ついてしまうことがあります。傷のせいで見栄えが悪いものの、わざわざ交換するほどでは……と悩んでしまうことも多いでしょう。そこで今回は、フローリングや床タイルが傷ついた際の補修方法について解説します。

【目次】
1.フローリングや床タイルが傷つく原因
2.フローリングの傷の補修方法
3.床タイルの傷の補修方法
4.今回のまとめ

 

フローリングや床タイルが傷つく原因

フローリングや床タイルは一定の耐久力を備えていますが、ちょっとしたきっかけで傷がつくことがあります。よくあるのは、重いものや鋭いものを落下させてしまったとか、家具を引きずってしまったとかいったケースです。また、家具や家電などの重いものを置くと、その部分が凹んでしまうこともあります。ペットを飼育しているご家庭なら爪で引っ掻いてしまうかもしれませんし、誤ってタバコの灰を落として焦げ跡をつけてしまうこともあるでしょう。
さらに、床材の上に細かい砂粒などが落ちているのに気づかず、掃除機やフロアワイパーをかけた結果、広範囲に細かい傷がつく場合もあります。このように、日常生活においてフローリングや床タイルが傷つく要因は非常に多いのです。

フローリングの傷の補修方法

フローリングの傷は、小さくて浅ければタッチペンで補修できます。まず準備として、傷とその周囲を水拭きして汚れを落としましょう。後は傷ついた部分にタッチペンで色を塗り、乾燥させればOKです。木目に沿って、傷をなぞるように塗るときれいに仕上がります。
また、凹み傷の場合は、透明な瞬間接着剤を流し込んで埋め、その上からタッチペンで色を塗りましょう。大きくて深い傷なら、木工用パテでくぼみを埋めたり、木くずを埋めて接着剤で固めたりといった方法も使えます。広範囲にわたって細かいすり傷がついている場合は、全体にカラーワックスを塗るのも効果的です。
ちなみに、いわゆる無垢フローリングの凹み傷の場合は、水を染み込ませてタオル越しにアイロンを当てると元通りになる可能性があります。小さな凹み傷を見つけたら試してみましょう。

床タイルの傷の補修方法

床タイルの小さな傷は、フローリングと同じくタッチペンで補修可能です。また、ひび割れてしまった場合は、コーキング材やパテで補修できます。手順としては、まずひび割れ部分からブラシなどで汚れをかき出し、周辺の汚れも取り除いてきれいにしましょう。
さらに、ひび割れ部分以外にコーキング材が付着しないよう、マスキングテープで養生します。そしてコーキング剤をひび割れに流し込み、表面を整えてマスキングテープを剥がし、十分に乾燥させれば完了です。
ただ、床タイルは破損・劣化した部分だけをカットし、新しいタイルに入れ替えて補修できるというメリットがあります。同じタイルが手に入るなら、この方法が最も確実に補修できるので、ぜひ試してみましょう。

今回のまとめ

フローリングや床タイルの傷は、小さなものであればDIYでも十分補修可能です。補修に使う道具も簡単に購入でき、お金もそれほどかかりません。ただ、深い傷や広範囲の傷がついている時は、やはり専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。迷った時は、リペア業者などに相談してみましょう。