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おしゃれな部屋を演出するための簡単カラーコーディネート

2022.11.30

コラム

日々の生活を送るお部屋は、おしゃれにコーディネートしたいものですよね。演出のポイントはいろいろありますが、まずご注目いただきたいのが「色」です。内装や家具などの色にこだわれば、とてもおしゃれな部屋を作り出すことができます。ここでは、お部屋のカラーコーディネートのポイントをご紹介します。

【目次】
1.3種類のカラーの比率に注目
2.インテリアの色の組み合わせ方
3.お部屋のカラーコーディネートの手順
4.今回のまとめ

 

3種類のカラーの比率に注目

お部屋のカラーコーディネートにおいて、まず押さえておきたいのが「色の比率」です。部屋の色には、場所ごとに「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3種類があります。ベースカラーは壁や床といった内装材の色で、毎日見ていても飽きが来ない、白やベージュといったベーシックカラーが適しています。アソートカラーは家具全般のメインカラーで、部屋の印象を大きく左右する色です。
そしてアクセントカラーは、クッションや置物、壁面装飾などの色で、面積は小さくても部分的に雰囲気を変える力があります。これら3種類のカラーの理想的な比率は、ベースカラーが70%、アソートカラーが25%、アクセントカラーが5%とされています。このバランスを考慮して色を選ぶのが基本です。

インテリアの色の組み合わせ方

お部屋のカラーコーディネートでは、色の組み合わせも重要です。たとえば、まとまりを意識するのであれば、茶色×ベージュのように同系色の組み合わせが適しています。暖色同士・寒色同士のような類似色の組み合わせも、統一感を出すことができます。ただし、各色の面積が同じだと締まりのない印象になるため、ある程度メリハリを持たせることも大切です。
また、コントラストによって個性を出したい時は、ネイビーとダークレッドのような反対色(補色)を組み合わせてみましょう。黒と白、赤と青のように、極端に明度や彩度の差がある色の組み合わせは目が疲れるため、ある程度はトーンを統一する必要があります。逆に、淡い色同士・暗い色同士といったようにトーンをそろえると、バランスを取りつつ色数を増やすことが可能です。

お部屋のカラーコーディネートの手順

それでは、ここまでの内容を踏まえて、お部屋のカラーコーディネートの手順を見ていきましょう。まず行うべきなのは、部屋の全体のテーマやイメージを決めることです。シンプルモダンな部屋、ナチュラル調で温かみのある部屋、リゾート風の部屋など、なるべく具体的にイメージを決めていくと方向性が定まります。
次に行うのは、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの決定です。色の組み合わせも意識しつつ、理想的な比率に沿って好みの色を選びましょう。実際のところ、面積の広いベースカラーを変えるのには手間がかかるため、ベースはそのままにアソートカラーとアクセントカラーを選ぶケースも多いと思われます。
どの程度手を加えればいいのかわからない時は、事前にシミュレーションするのがおすすめです。専門業者に相談して、リフォームの計画を立てるといいでしょう。

今回のまとめ

しっかり考えてカラーコーディネートを行うと、とてもおしゃれな部屋が作れます。お気に入りの色が散りばめられた空間で過ごせば、毎日が楽しくなるでしょう。少しインテリアに手を加えるだけでも大きく印象が変わるので、色のバランスや組み合わせなどを一度見直してみてはいかがでしょうか。迷った時は、リフォームの専門業者にも相談してみてください。