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ミサワホームの特徴や坪単価、耐震性能
2021.06.21
コラム
建築会社を選ぶ時に、多くの方が訪れる場所が総合住宅展示場です。しかし、事前情報なしに展示場に入ってしまうと、かえって混乱したり流れで契約してしまったりすることもあります。展示場に行くなら、事前に家づくりの知識やメーカーの特徴を調べておくのが望ましいでしょう。ここでは、ミサワホームの特徴や坪単価、耐震性能などの情報をご紹介します。
ミサワホームの特徴
ミサワホームは、蔵のある家でお馴染みのハウスメーカーです。デザイン力が突出しており、住宅業界で唯一、26年連続グッドデザイン賞を獲得しています。グッドデザイン賞とは、デザインを通じて産業や文化に貢献した企業に授与される賞です。
最近では、デザインに加えてZEH(ゼッチ)にも力を入れるなど、住宅トレンドに沿った家づくりを提供しています。ZEHとは、簡単にいうとエネルギーの収支がゼロ以下の家(作るエネルギーが消費するエネルギーと同等以上の家)のことです。家の断熱性や省エネ性を高め、さらに太陽光発電システムなども導入することで初めて実現できます。ミサワホームは特に断熱性の向上に定評があり、家全体をすっぽりと断熱材で覆っています。これにより、国が指定するZEH基準を大きく上回るUA値0.43を実現しているのです。
ミサワホームの坪単価
ミサワホームの坪単価は、60万円〜80万円ほどです。40坪で家を建てると、最大で3,200万円ほどかかることになります。坪単価に開きがあるのは、WEB限定で販売している「JUST PLUS 30」という規格型のローコストタイプも展開しているからです。注文住宅で建てるようなこだわりはないけれど、ミサワホームの高い性能はほしいという方は、ローコストタイプの選択がおすすめです。
注文住宅の場合は、坪80万円ほどと高額になりますが、ミサワホームの特徴である蔵やハイサッシ、3.1m天井高など選択できる仕様が広がります。初期コストはかかりますが、ZEH仕様のミサワホームなので、光熱費などのランニングコストは大きく抑えられるでしょう。
ミサワホームの耐震性能
ミサワホームは、木質パネルを耐力壁にしたモノコック構造を採用しています。モノコック構造とは、柱や梁の外側にパネルを接合し、構造体を面状にすることで強度を出す仕組みです。設立以来、地震による倒壊がゼロと公表していることからも、耐震性の高さが伺えるでしょう。
また、繰り返し発生する地震への対策としては、「MGEO」という制振装置を構造に加えています。これは、地震エネルギーを最大50%軽減できるだけでなく、100年相当の耐久性も確認されているので、メンテナンスの必要がありません。39度もの巨大地震を与える実験では、揺れを加え続けた後ですら、内装仕上げに目立った被害がないことが証明されています。
今回のまとめ
ミサワホームは、性能と合わせてデザイン力にも優れたメーカーです。強固なモノコック構造にZEH、蔵やハイサッシ、3.1m天井高など魅力が多く、間取りも比較的自由につくれます。性能は妥協したくないが、デザインや間取りも大切にしたいという方は、ぜひミサワホームに相談してみましょう。
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