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住宅メーカー・工務店の営業ってどんな仕事をするの?

2023.08.01

コラム

住宅メーカーや工務店には、家を建てる職人以外に「営業」を担当する従業員が所属しています。営業担当者は、お客様と直接やり取りする最も距離が近い存在です。ここでは、住宅メーカー・工務店の営業の仕事内容について解説します。

 

【目次】
1.住宅メーカー・工務店の営業の役割
2.営業の具体的な仕事内容
3.営業が取得しておいた方がいい資格
4.今回のまとめ

住宅メーカー・工務店の営業の役割

住宅メーカーや工務店の営業の役割は、簡単にいうと「顧客の理想的な住宅を提案し、契約に結びつけること」です。住宅は人生でトップクラスに高い買い物であり、その品質が日々の生活に直結するため、十分に検討した上で購入する必要があります。
しかし、専門的な知識のないお客様が、予算内で理想的な住宅を購入するのは簡単ではありません。そこで活躍するのが営業です。営業は問い合わせや反響があったお客様と打ち合わせを行い、予算や家族の人数、ライフスタイル、そして価値観などをヒアリングし、理想の住まいを提案します。そして契約に至れば、お客様に大変喜んでいただくことができ、自分の実績にもなるというわけです。
営業はお客様からの多種多様な質問に対して、的確に回答し提案を行わなければならないため、住宅に関する幅広い知識を身につけている必要があります。また、アフターフォローも含めて長い期間のお付き合いになるので、お客様との信頼関係の構築も重要です。

営業の具体的な仕事内容

営業の具体的な仕事内容は、「集客」「商談・契約」「施工・引き渡し」「アフターフォロー」といった工程に分かれています。まずはチラシやインターネット広告による宣伝活動、住宅展示場・モデルハウスでの営業活動などを行い、自社の家づくりの魅力をアピールします。そして、見込み客の問い合わせや来客を増やし、商談につなげるのが基本です。商談では住宅のプロとしてお客様からヒアリングを行い、適切なアドバイスや提案を行って、理想の住宅を一緒に作り上げていきます。契約が成立し工事が始まった後も、お客様の窓口となるのは営業です。現場にも足を運んで、進捗確認や職人との打ち合わせを行い、何か問題が発生すれば対応します。
そして、家の引き渡しが完了した後のアフターフォローも重要な業務です。もし何らかの不具合が発生すれば、その箇所の確認を行い補修を手配します。新築住宅の保証義務があるのは引き渡しから10年間ですが、その後も営業活動を行ってリフォーム工事を受注するなど、長期的にお客様とお付き合いしていくことになります。

営業が取得しておいた方がいい資格

住宅営業に必須の資格や経験というものはなく、未経験でも始めやすい仕事です。しかし、住宅はとても高価かつ重要な買い物ですから、営業担当者の責任は大きく、専門的な知識を備えていなければなりません。そのため、多くの営業担当者は積極的に勉強して資格を取得し、お客様からの信頼を獲得できるようにしています。主な資格としては、FP(ファイナンシャル・プランナー)や建築士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、インテリアコーディネーターなどが挙げられます。
営業担当者がこういった資格を持っていると、質問に対する適切な回答や提案をしてもらうことができるでしょう。もちろん、資格の有無だけでなく、実際に話してみての印象や態度も重要です。優秀な営業担当者がついてくれれば、理想の家づくりに大きく近づきます。

今回のまとめ

住宅メーカーや工務店の営業は、お客様との窓を務めるポジションであり、工事を担当する職人と並ぶ重要な存在です。実際に設計や施工をするわけではありませんが、お客様のご要望がどのくらい正確に汲み上げられるかは、営業にかかっているといってもいいでしょう。家づくりを依頼する時は、営業の様子から会社の信頼性を見極めてみてください。