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子供部屋に最適な広さはどれくらい? 狭い時はどうすればいいの?

2022.08.21

コラム


お子様のいるご家庭が家づくりをする際、大きなポイントになるのが子供部屋の広さです。子供の健やかな成長のためにも十分なスペースを与えてあげたいところですが、他の部屋とのバランスも考慮しなければなりません。そこで今回は、子供部屋の適切な広さや上手に使うポイントをご紹介します。

【目次】
1.子供部屋の平均的な広さは6畳
2.子供部屋は広い方がいい? 狭い方がいい?
3.子供部屋の広さが足りない時の対処法
4.今回のまとめ

 

子供部屋の平均的な広さは6畳

子供部屋の平均的な広さは、1人で使用する場合で6畳程度だとされています。6畳あれば、ベッドや学習机、本棚などを置いても余裕があり、子供の私物をほぼすべて収納することが可能です。友達を1人呼んでも狭さを感じないため、遊びも勉強も自室で行うことができ、成長してからも使いやすいでしょう。
一方、子供部屋に最低限必要な広さは4.5畳程度です。これはベッド・机・棚をぴったりと置ける程度の広さで、子供が小さいうちなら十分間に合います。子供が大きくなってきたり友達を呼んだりした時は、少し手狭に感じるかもしれません。私物の収納スペースを別に用意する、遊びや勉強をリビングでできるようにするといった工夫をしてあげてください。
なお、一部屋を2人で使用する場合は、8畳~16畳程度の空間が必要になります。将来は専用の部屋が必要になるでしょうから、あらかじめ入り口を2つ設けておき、子供が成長したらパーテーションなどで部屋を仕切るのがおすすめです。

子供部屋は広い方がいい? 狭い方がいい?

子供部屋の広さについては、「できる限り広い方がいい」と考えている方も多いと思われます。しかし、狭い部屋にも意外とメリットはあり、ただ広くすればいいわけではありません。広い部屋のメリットは、もちろん余裕を持って使えることです。持ち物を収納しやすく、成長して体が大きくなっても対応でき、友達も呼びやすくなります。その反面、広いがゆえに掃除の負担が大きくなったり、快適すぎて引きこもりがちになる可能性があったりと、注意すべき点は少なくありません。
一方、狭い部屋はスペースに余裕がなく圧迫感があり、子供が成長するにつれて使いにくくなるでしょう。しかし、スペースが限られているので掃除や整理整頓がしやすく、自分で部屋を管理する習慣がつきます。加えて、部屋にこもらずリビングで遊びや勉強をする機会が増えるため、家族とのコミュニケーションも増えるのです。最終的には、本人のライフスタイルを考慮して決定してください。

子供部屋の広さが足りない時の対処法

ご家庭によっては、子供に広い部屋を与えたいものの、希望よりスペースが狭くなってしまうこともあると思われます。そのような場合でも、少し工夫すれば部屋を快適に使うことが可能です。たとえば、下に学習机などを置けるロフトベッドや、引き出し収納がついているベッドを選ぶと、空間を効率よく使えます。ベッドにこだわりがないなら寝具は布団にし、寝る時以外は畳んでおくといいでしょう。
窓際はなるべくスッキリさせた方がいいので、カーテンよりはブラインドやシェード、ロールスクリーンなどがおすすめです。また、壁紙は明るく白っぽい色(膨張色)を選ぶと、部屋が実際よりも大きく感じられます。逆に、暗い色の壁紙やはっきりした柄物の壁紙は、部屋を小さく感じさせてしまうので注意が必要です。
さらに、家具は背の低いものを主に使って「視界の抜け」を作り、背の高い家具は奥の方に配置すると、目の錯覚で奥行きが感じられるようになります。

今回のまとめ

子供部屋は成長に応じて使い方が変わり、子供が独り立ちした後は使わなくなってしまうため、広さや造作の判断が難しい場所です。基本的にはなるべく柔軟性を持たせ、ライフスタイルの変化に対応できるようにするのが1番といえます。子供の人数や性別、年齢差など考慮すべき点は多いので、子供の意見も聞きつつ十分に検討してみてください。