三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

三重県の空き巣・泥棒の発生率と現状

2022.06.27

コラム


いろいろな犯罪の中でも、最も身近なものの1つが侵入盗、いわゆる空き巣・泥棒です。どのような家でも被害にあう可能性があり、まったく他人ごとではありません。では実際のところ、野村建設のある三重県ではどのくらいの空き巣被害が発生しているのでしょうか? ここでは三重県における空き巣の発生件数・発生率や、空き巣を防ぐための対策をご紹介します。

【目次】
1.三重県の空き巣・泥棒の発生件数と発生率
2.三重県の刑法犯の発生件数と犯罪率
3.空き巣・泥棒から家を守るために防犯リフォームを!
4.今回のまとめ

 

三重県の空き巣・泥棒の発生件数と発生率

三重県警の統計によると、令和3年中の三重県内における侵入盗の認知件数は、648件でした。これは前年に比べて300件ほど減少しています。長期的に見ても、ここ20年ほどは減少傾向にあります。ただ、令和4年6月の報道によると、直近では空き巣や自転車盗などが増加していると報告されており、油断はできません。また、令和4年1月1日現在の三重県の人口は、175万1,880人でした。これをもとに令和3年中の侵入盗の犯罪率(1000人あたり)を計算すると、約0.37となります。低いように感じるかもしれませんが、1万人中3人~4人程度は空き巣被害にあっているということですから、決して他人ごとではありません。皆さんのご自宅が狙われる可能性も十分あります。

三重県の刑法犯の発生件数と犯罪率

次は参考までに、空き巣も含めた刑法犯全体の推移と現状を見ていきましょう。こちらもやはり、平成14年をピークに減少を続けており、令和3年は戦後最小となる7,410件でした。全国でも同じ傾向が続いており、全体としてはより安全になってきているのは間違いありません。ただ、三重県の犯罪率(人口1000人あたり)は約4.23で、全国でも高い部類に入ります。また、市町村別に犯罪率を見ていくと、やはり四日市市・鈴鹿市・津市といった大きな都市が高くなっています。これらの自治体は人口が多いので「発生件数」が多いのは当然なのですが、「発生率」も高いのです。一般的なイメージ通り、大きな都市に住む方は防犯意識をより高めるべきでしょう。もちろん、小規模な自治体だからといって油断していいわけではありません。

空き巣・泥棒から家を守るために防犯リフォームを!

統計データを見ると、三重県でも空き巣・泥棒の被害にあう可能性は常にあり、対策が必要であることがよくわかります。では、具体的にどうやって身を守ればいいのでしょうか。最も重要なのは、やはり空き巣が侵入しにくい家を作ることです。ドアや窓を確実に施錠するのはもちろん、補助錠の設置や防犯ガラスへの交換、二重窓の設置など、リフォームによって家の防犯性を高めることもできます。多くの空き巣は窓ガラスを破って侵入してくる一方、突破に5分以上かかると侵入をあきらめることが統計からわかっています。また、防犯カメラやセンサーライトを設置し、不審者を牽制してもいいでしょう。「この家は侵入しにくそうだ」と思わせるだけでも、被害にあう確率を減らせます。こういったリフォーム工事は比較的簡単に行えるので、ぜひご検討ください。

今回のまとめ

自分の住む地域で犯罪が多いかどうかは、感覚で何となく理解している方が多いと思われます。「自分の住む街は安全」と信じ、特に防犯対策をしていない方もいるでしょう。しかし統計データからは、犯罪と無縁の地域など存在しないことが見て取れます。空き巣・泥棒はいつ侵入してくるかわからないと考え、しっかりと防犯対策をしてください。