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食洗機は本当に便利? メリット・デメリットを紹介

2022.06.17

コラム


食器を自動で洗ってくれる食洗機は、とても人気の高いキッチン家電です。新たな住まいへの入居やリフォームの際に、購入を考えている方も多いでしょう。一方、後になって「やっぱりいらなかった」と感じる人もいますが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。ここでは、食洗機のメリットとデメリットをご紹介します。

【目次】
1.食洗機のメリット
2.食洗機のデメリット
3.食洗機が向いているのはどんな人?
4.今回のまとめ

 

食洗機のメリット

食洗機の最大のメリットは、家事にかかる時間を大幅に短縮できることです。4人分の食器を手洗いするのにかかる時間は、15分~20分程度とされています。これが食洗機なら5分程度で済むのに加え、自分はほとんど何もしなくていいので体力も使いません。食洗機があれば、毎食後の食器洗いがとても楽になり、時間を別のことに当てられます。また、食洗機は手洗いに比べて1/6程度しか水を使わないため、水道代の節約や環境保護にもつながります。これは、食洗機が内部に貯めた水を循環させて洗っているからです。さらに、手洗いでは使えない高温のお湯・強力な洗剤・高圧水流によって洗うので、食器がとてもきれいになります。自分で洗わないことにより手荒れも防げるので、特に冬場は助かるでしょう。

食洗機のデメリット

食洗機のデメリットは、どうしてもまとまった初期費用がかかってしまうことです。本体の代金に加えて、卓上型であれば分岐水栓や台の費用が、ビルトイン型であれば工事費用がかかります。相場は卓上型が数万円~10万円、ビルトイン型が10万円~20万円+工事費といったところです。また、耐熱温度の低いプラスチック製食器や木製、アルミ製、漆塗りなど、食洗機で洗えない食器もいくつかあります。加えて、ギトギトの油汚れなどは「予洗い」が必要なので、食洗機があれば手洗いを一切しなくて済むわけではありません。さらに、広めの設置スペースが必要であることや、定期的にメンテナンスをしなければならないこと、やや大きな洗浄音の発生といったデメリットもあります。

食洗機が向いているのはどんな人?

食洗機のメリットとデメリットを比較すると、何も考えずに導入していいわけではないことがわかります。それでは実際のところ、食洗機はどのような人に向いているのでしょうか。最もおすすめできるのは、やはり「洗い物をする時間がない」「少しでも他のことに時間を使いたい」という方です。一部の食器には対応していないとはいえ、自動で食器を洗えるというメリットは絶大。仕事などで忙しくても洗い物ができ、家事の負担を大幅に軽減できるのは間違いありません。家族の人数が多いご家庭など、一度に洗う食器の数が多い場合は、特に恩恵を実感しやすいでしょう。また、手荒れが気になる方や除菌を徹底したい方、節水や環境保護を心がけている方にもおすすめです。より多くの項目に当てはまる方ほど、メリットがデメリットを上回るので、食洗機を有効活用できます。

今回のまとめ

食洗機は、メリットもあればデメリットもある設備です。後悔しないためには特徴をよく理解し、自分に合っているのか判断する必要があります。相性がいい人にとっては本当に便利な設備なので、まずは自分の生活スタイルを確認し、製品のスペックなども参考にしつつ検討しましょう。