三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

泥棒が入りにくい家づくり「侵入しづらい玄関ってどんな玄関?」

2022.01.31

コラム


玄関は、窓に次いで泥棒の侵入経路になりやすい場所です。「うっかり鍵を閉め忘れた」などというのは絶対にNGですが、単に鍵をかけるだけでも泥棒の侵入は防げません。大切な財産を守るためには、防犯性能の高い玄関を作ることが大切です。ここでは、泥棒が侵入しづらい玄関のポイントをご紹介します。

【目次】
1.ピッキングに強い鍵+ワンドア・ツーロックで万全に
2.ドアガードプレートやドアスコープカバーを設置しよう
3.センサーライトや防犯ブザーで泥棒を警戒
4.今回のまとめ

 

ピッキングに強い鍵+ワンドア・ツーロックで万全に

玄関の泥棒対策において、真っ先に目を向けるべきなのは鍵です。いわゆるサムターン回しやピッキングなど、玄関ドアの鍵を開ける方法はたくさんあります。一般的な鍵を1つかけておく程度では、泥棒にとって大した障害にはなりえません。そこで、玄関ドアに補助錠を取り付けて「ワンドア・ツーロック」の状態にしましょう。鍵を開けるのにかかる時間が単純に2倍になるため、泥棒が侵入をあきらめる可能性が高くなります。サムターン回しを防ぐためにサムターンカバーをつけたり、つまみが取れるサムターンに交換したりするのもいいでしょう。
また、ピッキングの難易度が高いディンプルキーや、そもそも鍵穴がなくピッキングができない電子錠にリフォームするのもおすすめです。これらとワンドア・ツーロックを組み合わせると、非常に防犯性能の高いドアになります。

ドアガードプレートやドアスコープカバーを設置しよう

鍵を徹底的に強化すれば、もう泥棒は入ってこれない……というわけではありません。実際のところ、もっと直接的に玄関ドアを破る方法があります。それが、バールなどを使った「こじ開け」です。多くのドアは、ドアとドア枠の隙間からかんぬきが見えており、そこにバールなどを差し込めばテコの原理で破壊できてしまいます。これを防ぐためには、かんぬき部分を隠すドアガードプレートを設置しましょう。最近のドアは最初からついているケースが増えていますが、古い家のドアだとついていないことも珍しくありません。
また、ドアにガラス窓が付いているなら、そちらも防犯ガラスに替える必要があります。まずはご自宅の玄関ドアをチェックしてみてください。そして、もう1つ注意していただきたい場所がドアスコープです。何の対策も取られていないドアスコープは、泥棒にとってはのぞき窓と同じで、サムターン回しに使われることもあります。ドアスコープカバーを設置し、外側からはのぞけないようにしてしまうのがおすすめです。

センサーライトや防犯ブザーで泥棒を警戒

泥棒が侵入しにくい玄関作りの方法は、玄関ドアの強化以外にもいろいろあります。代表的なものは、動くものに反応して点灯するセンサーライトや、ドアの開放・衝撃を感知して警報を鳴らす防犯ブザーなどです。これらが作動すれば泥棒は逃げていく可能性が高く、下見の段階でこれらの設備を発見すれば、そもそもその家を避けるようになります。
また、日常生活においては、玄関周辺を整理整頓するとともに、新聞やチラシなどは毎日しっかり回収しましょう。玄関周辺が荒れていたり、新聞が何日分もポストに入れっぱなしになっていたりすると、「この家には人がいない」と泥棒が判断するため、狙われやすくなってしまいます。玄関周辺の樹木も剪定し、泥棒が隠れ潜める場所を少なくしてください。

今回のまとめ

見た目がどれだけ頑丈そうな玄関ドアでも、適切な防犯対策が施されていなければ、泥棒は簡単に侵入してしまいます。鍵の入れ替え・増設やドアカバープレートの設置など、比較的簡単なリフォームで防犯性は大幅に高まりますから、早めに対応するのがおすすめです。窓や勝手口など、他の場所の防犯リフォームもあわせてご検討ください。