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オール電化の暮らしとはどんな暮らしか?メリット・デメリットも解説
2021.09.02
コラム
近年、住宅の新たなスタイルとして普及してきているのが「オール電化」です。オール電化は調理や給湯、冷暖房などのエネルギー源をすべて電気で賄うシステムをいいます。もしオール電化住宅にした場合、生活はどのように変わるのでしょうか。ここでは、オール電化住宅での暮らしのメリット・デメリットを解説します。
オール電化の暮らしはこうなる!
オール電化にした場合の大きな変化は、生活にガスを使わなくなることです。たとえば、従来は調理といえばガスコンロを用いていましたが、オール電化住宅ではIHクッキングヒーターを使用します。また、お湯を沸かすのに使うのもガス給湯器ではなく、エコキュートや電気温水器といった設備です。さらに、暖房もガスファンヒーターを使わず、エアコンや床暖房を使用します。つまり、できること自体は従来の住宅とほぼ同じなのですが、生活に使用する機器が大きく変化するのです。ちなみに、太陽光発電や蓄電池はオール電化に必須ではありませんが、発電して貯めた電気をより多くの機器で使えるようになるので、相性は抜群といえます。
オール電化のメリット
オール電化の大きなメリットは、光熱費の削減が期待できることです。ガス併用住宅の場合、電気の基本料金+使用料金、そしてガスの基本料金+使用料金を払わなければなりません。しかしオール電化にすると、光熱費の基本料金が電気に一本化されるので、ガスの基本料金がなくなった分だけお得になることが多いのです。また、オール電化は室内で火を使わないため、火災のリスクも大幅に低くなります。それに加え、電気はライフラインの中でも災害時の復旧が早い傾向にあり、いざという時に元の生活を取り戻しやすくなります。実際、新潟中越地震では、ガスの復旧に1週間以上かかった一方、電気は停電から2日後に復旧しているのです。
オール電化のデメリット
オール電化には多くの魅力がありますが、エネルギー源を電気に一本化しているがゆえのデメリットもあります。特に注意が必要なのは、停電時に住宅の機能がほぼすべて停止することです。エアコンもIHもエコキュートも使えなくなるため、お湯を沸かすのすら難しくなり、生活に大きな支障をきたすでしょう。また、リフォームでオール電化にする場合は、設備をすべてオール電化に対応したものに入れ替えなければならないため、どうしても初期コストがかかります。一方、新築時からオール電化にした場合は、ガス管が敷地内に引き込まれていないので、後からガスを導入するのが難しくなってしまいます。このように注意すべき点は多いので、オール電化にするかどうかは冷静に検討しましょう。
今回のまとめ
オール電化はガス併用に比べ、メリットもあればデメリットもあります。また、ガス併用から切り替えた場合、慣れるのに時間がかかることもあるでしょう。メリットを最大限に生かすためには、オール電化の性質をよく理解することが大切です。まずは、自分がオール電化住宅でどのような暮らしをしたいのか、じっくりと考えてみてください。
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