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セキスイハイムの特徴と坪単価、耐震性能
2021.05.20
コラム
日本には数多くのハウスメーカーや工務店があります。それぞれ得意分野やこだわりが異なるため、会社の選択は家づくりに大きな影響を与えます。マイホームを建てるなら、自分にぴったりの会社を選ぶためにも、多くの会社やブランドの情報を集めるのが望ましいでしょう。ここでは、セキスイハイムの特徴や坪単価、耐震性能などの情報をご紹介します。
セキスイハイムの特徴
セキスイハイムは、積水化学工業の住宅部門のブランド名です。もともとプラスチックをはじめとする化学製品を生産していたため、技術力には定評があり、いわゆるユニット工法を早い段階で導入したことで知られています。鉄骨ラーメン構造のボックスユニットを工場で作り、8割方完成した家を現場に運んで組み立てるのです。その性質上、現場での作業は非常に早く終わります。天候の影響も受けず、徹底した品質管理が可能で、職人の腕前に左右されることもありません。
耐久力が高いのはもちろんですが、柱と梁で建物を支える構造になるので、余分な壁や筋交いがなく広々とした空間を作れるのも魅力です。この強靭な構造体により、ユニット工法でありながら設計の選択肢は比較的多くなっています。そしてセキスイハイムは、太陽光発電システムを搭載した住宅をいち早く発売したことでも有名です。現在もこの点に関しては業界トップクラスで、省エネ性や断熱性なども非常に優れた家を作ってくれます。
セキスイハイムの坪単価
セキスイハイムの坪単価は、60万円~80万円程度です。40坪の新築一戸建てなら最大で3200万円程度と、平均的な価格よりもやや高めになります。これは、基本的な性能が優れていることに加えて、最新の省エネ・創エネ設備を搭載しているためです。その分、長く安心して住める住宅を提供してくれるので、長く住めば住むほど恩恵を実感できるでしょう。
とはいえ、ユニット工法が基本である以上、自由設計の住宅に比べてデザインが制限されるのは否定できません。どちらかというと、コストパフォーマンスを重視する方に向いた会社だといえます。他の大手メーカーと同じ価格(特にやや抑えめ)で比較した場合、より品質に優れる家を作ってくれる可能性は高いでしょう。
セキスイハイムの耐震性能
セキスイハイムの住宅は耐震性能にも定評があります。その1番の理由は、もちろんボックスラーメン構造のユニットです。このユニットは、単体でも新耐震基準を大きく上回る機能を持っています。加えて、1本で1.5tもの荷重に耐えられるボルトでユニット同士を連結しているのです。耐震等級は最大の「3」で、建築基準法で定める耐震基準の1.5倍にもなります。事実として、阪神大震災や東日本大震災、熊本地震などでも、セキスイハイムの住宅は倒壊しませんでした。耐震性能は抜群といっていいでしょう。
さらに、工場生産であるがゆえに緻密な施工が可能です。万が一破損したとしても、ユニット工法であることを活かし、破損した部分だけを交換・修繕しやすいというメリットもあります。地震に限らず、さまざまなトラブルに対応できるので、末永く住むことができるでしょう。
今回のまとめ
セキスイハイムは、コストパフォーマンスを重視する方やマイホームを早く完成させたい方などに、とてもおすすめできるハウスメーカーです。基本的な性能は十分すぎるほど優れているので、ユニット工法に抵抗がなければ誰でも選択肢に入ります。マイホームの計画を立てている時は、ぜひ一度セキスイハイムに相談してみましょう。
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