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三井ホームの特徴と坪単価、耐震性能
2021.05.02
コラム
家の新築やリフォームをする時は、ハウスメーカーや工務店に設計・施工を依頼することになります。理想のマイホームができるかどうかは、会社を選ぶ時点で決まると言っても過言ではありません。多くの建設会社がある中、耐震性やデザイン性を高く評価されているのが三井ホームです。ここでは、三井ホームの特徴や坪単価、耐震性能などの情報をご紹介します。
三井ホームの特徴
三井ホームは、三井不動産の住宅事業を継承し、1974年に誕生した会社です。創業以来、一貫して木造住宅にこだわった家づくりを続けています。創業と同時期に北米から入ってきた「ツーバイフォー工法(※)」を、日本でいち早く導入した会社としても有名です。
また、今や定番となった北欧風のインテリアやデザインを、早期から積極的に取り入れたことでも知られています。そのため、三井ホームといえば「おしゃれな高級洋風住宅」というイメージが強いかもしれません。流行に敏感な会社といえるでしょう。
最近はツーバイフォー工法を発展させた、ツーバイシックス工法「プレミアム・モノコック構法」が最大の売りで、断熱性・気密性・耐久性などにも定評があります。さらに、建築士やインテリアコーディネーターといったスタッフを、外部から積極的に登用していることも大きな特徴です(クリエイティブパートナー制度)。これにより、幅広い知識や意見を取り入れ、細部までこだわった家づくりを可能としています。自分だけの家づくりをしたい方とは、とても相性のいい会社といえるでしょう。
※建物の荷重を、柱や梁ではなく「面」で支える工法。
三井ホームの坪単価
三井ホームの坪単価は、60万円~90万円程度です。40坪の新築一戸建てなら、最大で3600万円程度という計算になり、大手ハウスメーカーの中でも高い部類に入ります。前日のクリエイティブパートナー制度をはじめ、自由度が高く高級志向の家づくりをしていることが影響しているため、妥当といえるのではないでしょうか。
もっとも、最近では規格型や準規格型の住宅のバリエーションも増えてきており、これらを選択すれば比較的低価格で家を建てることもできます。とはいえ、デザインの自由度は下がってしまいますから、三井ホームに依頼する意味が薄れてしまうが欠点です。三井ホームのメリットを最大限に活かしたい時は、やはり自由設計を選ぶのが望ましいでしょう。
三井ホームの耐震性能
三井ホームの売りであるプレミアム・モノコック構法は、耐震性能も非常に優れています。建物の6つの面が地震のエネルギーをバランスよく受け止め、地盤に逃がしてくれるからです。そのため、接合部に負担が集中してしまう在来工法に比べると、家自体の損傷や家具の転倒といった被害を大幅に抑えることができます。
その耐震性能は、実験において震度7の地震に60回も耐えられたほどです。東日本大震災や熊本地震においても、この工法で建てられた三井ホームの住宅は、揺れによる全壊・半壊がゼロだったと報告されています。
もちろん、耐震等級は最大の「3」です。地震に対する強さは抜群といっていいでしょう。
今回のまとめ
三井ホームは、おしゃれで自由度の高い家を作りたい方にはうってつけの会社です。専任の外部スタッフと相談しながら家づくりを進められるのも大きな魅力で、耐震性能をはじめとする機能も十分です。マイホームの計画を立てるなら、ぜひ三井ホームを選択肢に入れておきましょう。
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