三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

家づくりはコストをかけるところと削るところのバランスが大切です

2021.02.19

コラム


家づくりにおいて、多くの方が悩むことになるのがコストです。性能やデザインに力を入れれば、どうしてもコストは高くなってしまいます。そこで、コストダウンのためにも意識しておきたいのが、コストをかけるところと削るところのバランスです。今回は、家づくりのコストバランスの取り方について見ていきましょう。

【目次】
1.コストをかける場所の優先順位を考えよう
2.コストを削減したい場所は、シンプルなデザインがおすすめ
3.
4.今回のまとめ

 

コストをかける場所の優先順位を考えよう

コストバランスを取るためにもまず行なっておきたいのが、コストをかける場所の優先順位の検討です。家のどの部分にも際限なくこだわれば、素晴らしい家ができるかもしれませんが、コストは膨張してしまうでしょう。それよりは、特にこだわりたい部分にお金をかけ、あまりこだわりのない部分は節約するようにすると、費用の総額を抑えつつ理想的な家が作れるのです。たとえば、広々としたリビングでゆったりと過ごしたい場合は、リビングの面積確保や内装のためにコストをかけることになるでしょう。一方で、寝室は寝ることさえできればいいのであれば、最低限のスペース確保とシンプルな内装で済みます。自分たちがマイホームに何を求めているのか、家族で話し合ってみるといいでしょう。

コストを削減したい場所は、シンプルなデザインがおすすめ

コスト配分の優先順位をつけたとしても、実際にコストを削減できるかどうかは別の問題です。どのような方法を使えば、コストを削減できるのでしょうか。最も基本的なコストダウンの方法は、延床面積を減らすことです。コンパクトな家になれば、必要な費用も当然ながら小さくなります。また、余分な壁やドアをなくし、内装や間取りをなるべくシンプルにするのも有効です。家具や設備を既製品にしたり、部材や仕上材のグレードを下げたりしてもいいでしょう。さらに、水回りをワンフロアに集中させると、配管の構造が単純になるのでコストダウンにつながります。後付け可能なオプション設備があるなら、一旦設置せずに生活を始めてみて、必要だと感じてから設置した方がいいかもしれません。和室も洋室に比べてコストがかかる傾向にあるので、本当に必要なのかどうか検討してみてください。

安全や健康に関わる場所のコストは削らないこと

コストバランスを考える時は、1つ注意しなければならない点があります。それは、たとえあまりこだわりがなくても、必要以上にコストを削るべきではない場所があることです。特に重要なものとしては、居住者の安全や健康に関わる機能が挙げられます。耐震性はもちろんのこと、防火性や防犯性、換気性能などが不十分な家では、安心して生活ができません。これらの機能には、必ず一定水準以上のコストをかけるべきなのです。あまり機能を削ると、建築基準法などに違反してしまうこともあります。また、耐久性やメンテナンス性、ランニングコストにも配慮した方がいいでしょう。耐久性やメンテナンス性が低いと劣化が早く、余分なリフォーム費用がかかってしまうこともあります。採光や断熱性に問題があれば、日々の光熱費がかさんでしまうかもしれません。将来にわたって、最もコストを削減できる方法を選ぶのがおすすめです。

今回のまとめ

ほとんどの方は、一定の予算の中で家づくりを進めることになります。費用を予算内に収めつつ、要望を最大限に反映させるためには、メリハリの利いたコスト配分が非常に重要です。コストバランスを工夫して、理想のマイホームを作り上げましょう。