三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

万一の時に高く売却できる家づくりも大切です

2020.12.20

コラム


念願のマイホームを手に入れたとしても、仕事の都合や経済的な事情などで、売却しなければならなくなることは珍しくありません。このような時に、できるだけ高く売却するためには、家づくりの段階での工夫が重要です。そこで今回は、資産価値を高められる家づくりのポイントをご紹介します。

【目次】
1.立地は変えようがなく、価格に大きく影響する
2.個性的な家よりも、一般的な構造の家が売れやすい
3.高性能で住みやすい家は価値が高くなる
4.今回のまとめ

 

立地は変えようがなく、価格に大きく影響する

高く売れる家づくりは、土地を選ぶ段階からすでに始まっています。なぜなら、立地は家の価値に大きな影響を与えるからです。家の周辺環境はそう簡単に変化せず、家を移動させることもできません。立地が魅力的な家であれば、築年数が古くなったとしても、一定の価値を保ち続けられるのです。重要なポイントとしては、最寄り駅との近さが挙げられます。また、スーパーやコンビニ、学校、病院、交番、役所、銀行、郵便局、公園など、便利な施設も近くにあった方がいいでしょう。逆に、悪臭・騒音が気になる工場や、風紀・治安の面で問題がある夜の街などが近くにあると、家は売れにくくなります。家を建てる土地を決定する前に、しっかりと周辺環境をチェックしてください。

個性的な家よりも、一般的な構造の家が売れやすい

家をデザインする際、「自分らしさを出すこと」「自分の理想を詰め込むこと」を重視する方は多いと思われます。これらはとても大切なことですが、家の売却においては逆効果になるかもしれません。というのも、あまりに個性的な家は、購入希望者の好みや希望と合致しにくくなってしまうからです。そのため、将来的な売却を想定している時は、外観・広さ・間取り・設備などを一般的なものにしておくのが望ましいでしょう。その時に流行しているデザインがあったとしても、あえて取り入れない方がいいかもしれません。万人から一定の評価を得られる、オーソドックスな家づくりを目指すのがおすすめです。

高性能で住みやすい家は価値が高くなる

家の査定においては、家の機能も大いに注目されます。日当たりや眺望、風通しのよさなどは、最も基本的な評価ポイントです。その他、断熱性や気密性、防音性、耐震性、耐火性など、住環境を高める機能を備えている家は、自ずと高額で売れやすくなります。車を所有する人が多い地域なら、カースペースの有無や家の前の道路幅なども重要になるでしょう。

中でも、長期優良住宅やネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)といった高性能住宅は、その性能の高さを客観的に証明できます。これらの認定を受けた家なら、将来高額で売却できる可能性がアップするのです。もちろん、自分が住んでいる間の生活も快適になるでしょう。「住みやすい家は高く売れる」ということを念頭に置いて、家づくりに取り組んでください。

今回のまとめ

基本的に、「高く売れる家」と「暮らしやすい家」はほぼイコールです。客観的に見ても魅力的な家を作れば、必然的に資産価値は高まり、納得のいく金額で売却しやすくなります。万一の時に備えて、資産価値を高められる家づくりをしてみましょう。