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家を建てるなら住宅ローンの金利が低い今がお勧めです!
2020.11.16
コラム
家は、人生で1・2を争うほど高価な買い物です。そのため、なるべく安い時に購入しようと、タイミングを見計らっている方も多いのではないでしょうか。実は現在、住宅ローンの金利がとても低くなっており、家を建てるチャンスが到来しています。今回は、住宅ローンが低金利になっている理由や、金利の与える影響について見ていきましょう。
【目次】
1.金融緩和などの影響で、現在は記録的な低金利状態
2.金利が1%違えば、総返済額は数百万円違う
3.コロナショックの影響は大。家を建てるなら今がチャンス
4.今回のまとめ
金融緩和などの影響で、現在は記録的な低金利状態
現在、住宅ローンは記録的な低金利状態です。たとえば、人気の高いフラット35(全期間固定金利)の金利を見ると、ここ3年ほどは年1.3%~1.4%程度で推移しています。2017年10月に制度が変更されたため、それ以前の制度と直接比較はできませんが、旧制度での金利を2008年と比較すると、実に約2%も低下しているのです。ここまで金利が低下した背景には、日銀の金融緩和があります。国債の大量買い入れなどによって、長期金利を引き下げる方向で動いているため、住宅ローンも影響を受けているのです。金融緩和政策が続く限り、住宅ローンの低金利状態も継続すると考えられます。
金利が1%違えば、総返済額は数百万円違う
「住宅ローンの金利が安い時に家を建てるとお得」ということを知っていても、具体的にどのくらい安くなるのかは、よくわからない方も多いのではないでしょうか。また、「金利が低くなっているといっても、ほんの1%~2%程度でしょう?」と、効果を疑問視される方もいると思われます。そこで、具体的な数字を当てはめて考えてみましょう。たとえば、金利1%・借入額3000万円・35年元利均等・ボーナス返済なしという条件を設定すると、総返済額は約3,500万円になります。しかし、金利が年2%だとすると、総返済額は約4,100万円。実に600万円も費用が高くなるのです。金利が年3%であれば、ここからさらに600万円以上も高くなってしまいます。このように、住宅は大変高価な買い物であり、返済期間も長い以上、1%以下の金利の差も大きな影響を与えるのです。金利が低い時を狙うのは、家を建てる時の鉄則といっていいでしょう。
コロナショックの影響は大。家を建てるなら今がチャンス
住宅ローンの金利は、政策や景気の影響を強く受け、常に変動しています。2020年に発生した大きな出来事といえば、やはり新型コロナウイルスの流行です。いまだ収束が見通せない状態ですが、今後の住宅ローンの金利はどうなっていくのでしょうか。まず、10月29日に行われた日銀の金融政策決定会合では、長期金利に関する政策が現状維持になりました。アメリカのFRBをはじめ、各国の中央銀行も大胆な金融緩和策を実施しており、住宅ローンの金利も見直されています。コロナショックの影響は当面続くと考えられるため、住宅ローンの低金利状態も継続すると見ていいでしょう。もっとも、世の中の状況や国の政策が、いつどのように変化するかはわかりません。少しでもお得に家を建てたければ、今から計画を立てるのがおすすめです。
今回のまとめ
理想のマイホームを建てるためとはいえ、使える費用には限界があります。できる限りお金を節約するためにも、しっかりと計画を立ててローンを組まなければなりません。住宅ローンの金利は重要な目安ですから、常にチェックしてお得に家を建てましょう
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