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一生賃貸で暮らすか家を建てるか? どっちがお得?

2020.11.06

コラム


「家を建てるか? それとも賃貸にするか?」。これは、住む家を決める時の重要な選択肢です。いずれにしても大きな費用がかかるため、なるべく節約したいところですが、どちらの方がお得なのでしょうか。ここでは、持ち家と賃貸住宅にかかる費用をはじめ、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

【目次】
1.最終的な費用は、賃貸よりも家を建てる方がお得
2.持ち家は資産になり、老後の安定感も得られる
3.賃貸住宅は手放すのが簡単で、引っ越ししやすい
4.今回のまとめ

 

最終的な費用は、賃貸よりも家を建てる方がお得

持ち家の取得にかかる費用は、家を建てる費用と土地の購入費用です。加えて、年4回の固定資産税を支払う必要があります。一方、賃貸住宅に住むために必要な費用は、毎月の賃料と管理費、そして駐車場の費用などです。仮に50年間暮らす場合、どちらがお得になるのでしょうか。結論からいうと、最終的にお得になりやすいのは持ち家です。土地付きの注文住宅の購入費用は4,000万円前後(東京は6,000万円前後)で、固定資産税を年間10万円としても、50年間で合計4,500万円前後になります。一方、賃貸住宅にかかる費用を月10万円とした場合、1年間で120万円、50年間で6,000万円です。地域の相場や築年数などを考慮する必要はあるものの、基本的には持ち家の方がお得になるといえます。

持ち家は資産になり、老後の安定感も得られる

持ち家は最終的な費用がお得になるだけでなく、自分の資産になるというメリットもあります。どれだけお金を支払っても、賃貸住宅は自分のものにはなりません。その点、持ち家ならデザインもリノベーションも自由で、自分の理想の住まいをつくることが可能。住まなくなったとしても他人に貸す、そのまま売却する、解体して土地のみ売却するなど、さまざまな対応ができるのです。また、持ち家はローンの返済こそ大変ですが、返済が終わってしまえば固定資産税以外の費用が発生しなくなります。一方、賃貸住宅の賃料や管理費は、住んでいる限り払い続けなければなりません。これは老後の大きな負担になるため、問題なく払っていけるのか計算した上で、状況によっては引っ越しも検討しましょう。

賃貸住宅は手放すのが簡単で、引っ越ししやすい

賃貸住宅は、最終的な費用や居住の安定性という点では持ち家に劣りますが、もちろんメリットもあります。それは、引っ越しがしやすいことです。一度ローンを組んで持ち家を購入すると、何らかのトラブルが発生しても、気軽に手放すわけにはいきません。 そのため、急に転勤する必要が出てきた時などは、少々困ったことになります。その点、賃貸住宅であれば、状況に合わせて住居を変えることが可能です。より条件のいい物件を見つけて移り住んだり、常に最新のマンションに居住したりすることもできます。引っ越しの可能性が否定できない時は、賃貸住宅を選んだ方が結果的にお得になるケースもあるので、家を建てるタイミングはよく見極めましょう。

今回のまとめ

持ち家と賃貸は、総合的には持ち家の方がお得になりやすいといえます。もちろん、人によっては賃貸のメリットが勝ることもあるでしょうから、じっくりと比較検討して選ぶことが大切です。ライフスタイルに合った住宅を選んで、負担の少ない快適な生活を送りましょう。