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政府が推奨するネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)とは?
2020.10.20
コラム
近年では、地球温暖化や大気汚染、化石燃料の枯渇などが世界的な問題になっています。そこで、省エネルギー化のために政府も推進しているのが、新たな住宅の形である「ZEH(ゼッチ)です。今回は、ZEHの特徴やメリットをご紹介します。
【目次】
1.ZEHは一次エネルギーの収支をゼロ以下にする家
2.ZEHは光熱費削減や環境保護、資産価値アップにつながる
3.ZEHを作る時は補助金を活用しよう
4.今回のまとめ
ZEHは一次エネルギーの収支をゼロ以下にする家
ZEHは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入によって、年間の一次エネルギー収支がゼロ以下になる住宅のことを指します。つまり、消費したエネルギーと同等以上のエネルギーを生み出せる住宅なのです。具体的な方法としては、住宅の徹底した気密化・断熱化や通風採光性の向上、太陽光発電システムや家庭用燃料電池の導入などが挙げられます。
また、同じく政府が導入を推し進めている、消費エネルギーを「見える化」し一元管理するシステム「HEMS(ヘムス)」との連携も重要です。政府では、2020年までには新築住宅の半数に、2030年までには新築住宅の平均でZEHを実現する方針で支援しています。
ZEHは光熱費削減や環境保護、資産価値アップにつながる
ZEHの大きなメリットは、光熱費を大幅に削減できることです。高い断熱性・気密性や通風採光性により、エアコンに頼らなくても快適な室温を保ちやすく、エアコンを使うとしても非常に効率がよくなります。そこへ太陽光発電や燃料電池などを組み合わせれば、消費エネルギーを家の中だけで賄える、光熱費ゼロの家を目指すこともできるでしょう。また、災害などでライフラインが絶たれた場合でも、太陽光発電システムや燃料電池が生きていれば、自力でエネルギーを確保可能。エネルギーの無駄がない生活を送ることで、自然環境保護にも貢献できます。
さらに、ZEHはエネルギー性能の高さにより、資産価値が高まっている点も見逃せません。将来売却する可能性がある場合でも、ZEHはとても魅力的な物件なのです。
ZEHを作る時は補助金を活用しよう
ZEHを作るためには、一般的な新築住宅の建設費用に、250万円~300万円程度プラスする必要があります。リフォームでZEHにする場合でも、同程度の設備投資は必要になるでしょう。これをサポートするため、国も補助金事業を実施しています。補助金の金額は毎年異なりますが、2020年度は1戸あたり60万円です。ZEHの性能をさらに高めたZEH+やZEH+ R であれば、補助金もより高くなります。補助金を受け取るためには、一定の基準を満たした戸建て住宅を作るのに加え、登録されたデザイナーやプランナーに仕事を依頼しなければなりません。まずはお近くの専門家に相談してみましょう。
今回のまとめ
ZEHが一般的になれば、日本のエネルギー事情も大きく変化し、環境や資源の保護につながるでしょう。消費者にとっても、光熱費の削減や生活の質の向上といった多くのメリットがあります。補助金を活用し、ZEHで省エネ生活を送ってみてはいかがでしょうか。
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