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住宅ローンを組む際に必要となる団体信用保険とは

2020.02.10

コラム

ほとんどの方が、家を購入する際に住宅ローンを組むかと思います。金融機関で住宅ローンの申し込みを行う際、ほとんどの住宅ローンで団体信用保険への加入を求められます。この団体信用保険とは、一体どのような保険でしょうか。
今回は、そんな耳馴染みのない団体信用保険の概要をご紹介します。

団体信用保険とは

団体信用保険とは、住宅ローンを組んだ契約者の身に何かあった場合、保険金が支払われる生命保険のようなものです。
数十年と長い付き合いになる住宅ローンですから、その返済期間中に万が一のことがあるケースも十分に考えられます。そんな時、金融機関への返済が滞ってしまわないように、団体信用保険という制度があり、多くの住宅ローンを組む際は、この団体信用保険への加入が義務付けられます。
なお、団体信用保険は、「団信(だんしん)」と略して呼ばれることもあります。

団体信用保険には3つのタイプがある

団体信用保険には、3つのタイプがあり、それぞれ保険金が支払われる用件が異なります。
まず一つ目は、最もポピュラーな死亡・高度障害時に保険金が支払われるタイプです。契約者が死亡した場合や、大きな障害を負った場合に保険金が支払われて、住宅ローンを代わりに支払うことができます。
そのほか、三大疾病(癌・心筋梗塞・脳卒中)にかかった場合にも保険金が支払われるタイプと、八大疾病(三大疾病以外に糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎臓病を加えたもの)にかかった場合にも保険金が支払われるタイプなど、保障の幅を広げることができます。
死亡だけでなく、大きな病にかかった場合も住宅ローンの返済が困難になるため、保障の広いタイプに加入すると安心ですね。

今回のまとめ

人生をかけて契約する住宅ローンですから、万が一の場合に備えた準備も欠かせません。日本には、団体信用保険という安心の制度が整っているため、しっかりと覚えておきましょう。