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家屋の大敵!シロアリの実態とその被害

2020.02.01

コラム

日本は、古来からシロアリによって家屋が被害を受けてきました。大切な住まいが白蟻によって住めないくらいにボロボロにされたという話も、山のようにあります。
今回は、そんな家屋の大敵であるシロアリの実態とその被害についてお伝えします。

シロアリは実はアリじゃない!?

シロアリは、その名前からアリの仲間だと思われがちですが、実はアリではありません。意外かもしれませんが、シロアリはゴキブリの仲間なのです。食べ物も生態系も、その全てがアリとは異なり、ゴキブリの生態系とよく似ています。
アリは本来、女王アリを頂点とした社会を形成しますが、シロアリの世界は、女王に加えて王様も存在する、ゴキブリと同じ社会を形成します。

シロアリのほとんどは益虫!?

日本には、22種類のシロアリがいると言われていますが、その中で家屋に被害を与えるのはわずか5種類です。そのほかは、土壌改良などの役に立つ、いわば益虫なのです。
ちなみに、5種類のシロアリの中でもヤマトシロアリとイエシロアリが中心で、ヤマトシロアリだけでも全体の8~9割を占めています。

シロアリが家屋にもたらす被害

シロアリは、湿った木を食べて栄養と水分を摂取しているため、湿度の高い日本の木造住宅は格好の餌場です。特に床下などの湿気が溜まりやすい場所に繁殖するため、知らず知らずのうちに被害にあっていることが大半です。
また、それほど食欲が旺盛ではないため、ゆっくりと被害が進行し、気がついた頃にはどうしようもなくなっているケースがほとんどです。

今回のまとめ

シロアリの生態系を理解して置くことで、どのような対策を取れば良いのかが見えてきます。家は、命を預ける場所ですから、こまめにシロアリ対策と調査を行い、家族の暮らしを守りましょう。