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寒くなり始めたこの時期に気をつけたいヒートショックの恐怖
2019.10.17
コラム
朝晩は肌寒い時期になり、入浴時には少し足元が冷たく感じます。そんな季節は、ヒートショックという命の危険もある現象が発生しやすい時期です。
今回は、寒くなり始めたこの時期に気をつけたいヒートショックの恐怖についてお伝えします。
ヒートショックとは
ヒートショックとは、急な温度の変化にさらされると、体が驚いて心不全等を起こすことです。特に、あたたかい状態から体が一気に冷やされると、心臓がびっくりしてヒートショックを起こします。
子供の頃にプールに入る前、手でかけ湯のようなことをして心臓を慣らした記憶がある方もいるかもしれませんが、あれもヒートショックを和らげる方法です。
特に高齢者やお子様は、心臓に負担がかかりやすいことからヒートショックを起こしやすいため、細心の注意が必要です。
ヒートショックを軽減する方法
上述のような恐ろしいヒートショックですが、毎2つの暮らしの中で少し気をつけるだけで防ぐことができます。ここでは、すぐにできるヒートショックの予防法をご紹介します。
入浴前に浴室暖房をつける
入浴時は服を脱いで裸になるので、当然ですが、気温の影響を如実に受けます。浴室は家の中でも特に温度が下がりやすく、そこに裸で入ればヒートショックが起きやすいのは当然です。
入浴する10分前に浴室暖房をつけておくだけで、狭い浴室はすぐに暖かくなって、ヒートショップを予防することができます。
いきなり湯船に入らず末端をあたためる
寒い季節は湯船に飛び込みたくなる気持ちもわかりますが、いきなり湯船に入るのはNG。手足からあたためて温度の変化に慣らした後で、ゆっくりと湯船に浸かりましょう。
脱衣所にヒーターを設置する
入浴時にヒートショックが起こることは有名ですが、実は脱衣時も危険です。洗面所も家の中では温度の低い空間ですので、あたかい服を急いで脱ぐと、心臓がびっくりしてしまいます。脱衣所にも古田多ヒーターや床暖房があると、かなりリスクを軽減することができます。
暖房便座を取り付ける
最後に、トイレも実はヒートショックポイントです。寒いトイレで冷たい便座に座った瞬間、体が驚いてヒートショックを起こすことがあります。暖房便座や便座カバーで、便座が冷えないような工夫が大切です。
今回のまとめ
冬は、浴室だけではなく、実は家の中のいろいろなポイントでヒートショックを起こします。洗面所やトイレは盲点になりやすいので、特に高齢者がいるご家庭では、早めの対処をお勧めします。
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