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あなたはどっち派?賃貸物件と持家のメリット・デメリット
2019.04.01
コラム
私たちが生活する上で、住まいは必要不可欠なものです。住まいがなければ、日本国憲法で定める健康で文化的な生活が送れず、家族も仕事もプライベートも、充実したものにはなりません。
そんな重要な住まいですが、賃貸物件に住む人と、自分で家を建てる(あるいはマンションを買う)人に分かれますが、実際のところ、どちらが良いのでしょうか?
今回は、そんな賃貸物件と持家のメリット・デメリットについてお伝えいたします。
日本における持家の割合
総務省が5年に一度行う住宅・土地統計調査によると、日本全国で持家に住む家族の割合は、約61%となっています。この数字は、全世帯の平均であり、50歳以下の若年層では持家の割合がより低く、高齢者層では逆に高くなっています。また、持家の割合は、年々減少している傾向にあります。
若年層は賃貸物件に住む割合が多いのですが、その内訳は、未婚のため家を持つ必要がないと考えている(将来は持家に住む予定)の人と、そもそも持家に住むメリットがないと考えている人の2つに分かれます。家を建てることが当たり前だった戦後以降に比べ、最近は生活の多様化によって、必ずしも家を持つことが幸せではないと考える人が増えているのも事実です。
賃貸物件と持家のメリット・デメリット
賃貸物件と持家、それぞれにメリット・デメリットがあります。両方の長短を知った上で、自分の生活にあった選択を行うことが大切です。
賃貸物件のメリット・デメリット
【メリット】
定期的に引っ越すことで、いつも新しい家に住むことができる
持家に比べて引越しが比較的容易にできる
自己資産でないため災害などにあったときの経済的リスクが低い
【デメリット】
自分の好みを間取りやデザインに反映させられない
どれだけお金を払い続けても自分の資産にならない
大家の意思によって退去を命じられることがある
近所の住人が入れ替わりやすい
持家のメリット・デメリット
【メリット】
自分の好みを間取りやデザインに反映させられる
自己名義のためお金を払った分だけ自分の資産になる
一箇所に拠点を構えるため、生活が安定する
基本的に近所の住人が入れ替わらない
【デメリット】
年月とともに家が古くなってくる
一度住むと基本的に引っ越しが困難
災害などにあったときの経済的リスクが高い
今回のまとめ
今回ご紹介したとおり、賃貸物件と持家は、そのメリット・デメリットが表裏一体です。どちらが良いかというものではなく、あくまでも「どちらが自分にあっているか」という視点で考えるものであり、どちらを選んでも間違いではありません。何れにしても、家族の生活やお金が絡む事柄ですので、しっかりと考えて、家族で話し合って決めることが大切です。
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