三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

新しく開発される集合住宅・住宅地に家を建てるメリット・デメリット

2019.03.26

コラム

これから家を建てようと土地を探している方は、一度は、新しく開発される集合住宅・住宅地に目を向けたことがあると思います。集合住宅・住宅地を選んで家を建てる方も多いのですが、安易に考えて選択すると、後になっていたい目を見ることも少なくありません。
今回は、そんな新しく開発される集合住宅・住宅地に家を建てようと考えている方に知っておいてもらいたいメリット・デメリットをご紹介いたします。

新たに開発される集合住宅・住宅地とは

皆様の周りでも、多くの集合住宅・住宅地が新しく開発されていると思います。「○○タウン」「△△ヒルズ」などの名称で、たくさんの家が立ち並ぶ地域です。この集合住宅・住宅地は、大手不動産デベロッパーが土地一帯を買い占め、区画整理を行なった上で、消費者に向けて売り出す地域です。
不動産デベロッパーには、建設事業を行う会社も多いため、自社で家を建てて建て売りにする場所もあれば、土地だけで販売されているケースもあり、開発される集合住宅・住宅地によってその形態は様々です。

集合住宅・住宅地に家を建てるメリット・デメリット

新しく開発される集合住宅・住宅地に家を建てる際は、必ず次のようなメリットとデメリットを踏まえた上で、よく考えてみてください。

メリット

周りの景観が綺麗

新しく開発される集合住宅・住宅地は、ほとんどの家が新築であり、道路も新たに整備されることがほとんどなため、景観が綺麗です。友人などからも「あの一画、綺麗だよね」なんて言われることが多いため、暮らしていても気持ちが良いものです。

同世代の家族が多い

新しく開発される集合住宅・住宅地は、子供がまだ小さいファミリー層が多く、近所の方も自分たちと同じような世代の方が多くなります。そのため、ママ友同士の付き合いや、子供たちの交友が活発になります。

土地が造成されている

集合住宅・住宅地で売りに出ている土地は、すでにしっかりと区画が整理されており、造成工事まで行われたものが多くあります。そのため、あとは家を建てるだけの状態で購入することができ、新築の工事費用を抑えることができます。

周辺施設の利便性が高い

たくさんの家族が集まる集合住宅・住宅地は、企業から見ても絶好のビジネス市場です。そのため、コンビニやスーパー、ショッピングセンター、カフェ、美容室など、便利な施設が近隣に集まりやすい傾向があります。

周辺に工場・ビルなどが建ちにくい

集合住宅・住宅地は、周りも同じように戸建住宅が多いため、家を建てた後になって、いきなり隣に工場・ビルが建設されたということは起こりにくい傾向にあります。まだできたばかりの集合住宅・住宅地に住むことで、周りの環境変化を回避することができます。

デメリット

近所付き合いが多い

同世代の家族が多いというメリットの裏返しになりますが、その分、近所付き合いの頻度は増えます。あまり近所と積極的に関わりたくないという方は、避けた方が良いかもしれません。また、いくつかの仲良しコミュニティに分かれることも多く、派閥に入れないと暮らし辛い思いをすることもあります。

全世帯が同時に歳をとる

これは意外と盲点になりやすいのですが、ほとんどの家が同世代ということは、20年後にはほとんどの家の子供が成人して家を出て、30年後にはほとんどの家の夫婦が還暦前後になります。すると、当時はあれだけ綺麗で華やかだった景観が、一気にトーンダウンして、街全体に活気がなくなるというリスクもあります。

家を売却しづらい

全世帯が同時に歳をとることによって街全体に活気がなくなり、晩年は、買い手が見つからないほど人気が落ちることも珍しくありません。そのため、子供が巣立った後に家を売却して引っ越そうとしても、なかなか買い手が見つからず、引っ越せないという状況になる可能性があります。

今回のまとめ

今回ご紹介した通り、新しく開発される集合住宅・住宅地に家を建てるということは、大きなメリットにもデメリットにもつながります。もちろん、今回お伝えしたメリット・デメリットが全ての集合住宅・住宅地に当てはまるわけではありません。建設会社のスタッフに相談しながら、将来も見据えた土地選びをしたいですね。