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L・D・K・CLなど、家の間取り図に使われる記号の意味を解説!

2023.08.21

コラム

家の間取り図には、L・K・Dといったさまざまな記号が使われています。新築の家の間取りを考える時や、中古物件の間取り図を見る時などは、これらの記号の意味を正しく理解しておくことが大切です。ここでは、間取り図に使われる主な記号の意味を解説します。

 

【目次】
1.基本的な部屋の種類に関する記号
2.LDK以外の主要な部屋・設備に関する記号
3.その他の設備に関する記号
4.今回のまとめ

基本的な部屋の種類に関する記号

まずは、最も基本的な部屋の種類に関する記号からです。必ず押さえておくべきものとしてはL・D・Kがあり、さらにそれらを組み合わせた記号もあります。それぞれの意味は以下の通りです。
L…リビング(居間)
D…ダイニング(食堂・食卓)
K…キッチン(台所)
DK…ダイニングキッチン(DとKが一体になった部屋)
LDK…リビングダイニングキッチン(LとDとKが一体になった部屋)
なお、「1LDK」のように先頭に数字がついている場合は、記号の部屋とは別に居室があることを表しています。たとえば、「1DK」なら居室1つ+DK、「2LDK」なら居室2つ+LDKという意味です。また、KとDKとLDKは、正確にいうと部屋の役割ではなく、帖数(広さ)によって区別されます。居室が1つの場合、4.5帖未満がK、4.5帖~8帖未満がDK、8帖以上がLDKとして扱われます。そして居室が2つ以上の場合は、6帖未満がK、6帖~10帖未満がDK、10帖以上がLDK扱いです。

LDK以外の主要な部屋・設備に関する記号

次は、リビングやキッチン以外の主要な部屋・設備に関する記号です。いずれも間取りを考える上で重要なスペースなので、よく理解しておきましょう。
BR…ベッドルーム(寝室)
MBR…メインベッドルーム(主寝室)
CL…クローゼット(収納)
WIC(WCL)…ウォークインクローゼット
SIC(SCL)…シューズインクローゼット
SB…シューズボックス(下足箱)
STO…ストレージ(倉庫、収蔵庫)
RBL…バルコニー
RF…ロフト
UB…ユニットバス(浴室)
WC…トイレ
UP…上り階段
DN…下り階段
なお、他に覚えておきたいものとしてはSR(サービスルーム)があります。これは、採光や通風などの条件を満たしていないため、「居室」としては扱われない部屋(納戸)のことです。収納スペースや書斎、子供の遊び場などに活用できます。

その他の設備に関する記号

最後は、より細かい設備の設置スペースなどに関する記号です。具体的な意味がわかりにくい記号も多いので、詳しく確認しておきましょう。
AC…エアコン
R(冷)…冷蔵庫設置スペース
W(洗)…洗濯機設置スペース
EV…エレベーター
DS…ダクトスペース(空調・換気用ダクトを通すための空間)
PS…配管スペース(上下水道管やガス管を縦方向に通すための空間)
MB…メーターボックス(電気・ガス・水道メーターの収納空間)

今回のまとめ

間取り図に使われる記号をよく理解しておくと、間取り図を見た時に実際の光景がさっと浮かぶようになります。「これは便利そうな配置だ」「ここちょっとおかしくない?」といった感想もすぐに思い浮かぶので、間取りの検討がはかどるでしょう。もちろん、不明点や疑問点がある時は、施工会社や不動産会社に相談してみてください。