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タカラスタンダードってどんな会社？　会社の成り立ちや特徴を紹介

タカラスタンダードってどんな会社？　会社の成り立ちや特徴を紹介

2022.11.03

コラム

世界にはいろいろな住宅設備のメーカーがあります。各社がこだわった製品を出しているため、家づくりの際には設備のメーカー選びがとても重要です。計画段階でメーカーの情報を集めておくと、家づくりの大きな助けになるでしょう。そこで今回は、有名メーカーの1つ「タカラスタンダード」の沿革や特徴をご紹介します。

【目次】
1.タカラスタンダードとは？
2.タカラスタンダードの特徴
 3.タカラスタンダードの主な製品
 4.今回のまとめ

タカラスタンダードとは？

タカラスタンダード株式会社は、大阪府大阪市に本社を置く住宅設備機器メーカーです。システムキッチンやシステムバス、洗面台などを主に製造販売しており、キッチンや洗面台の分野では国内トップクラスのシェアを誇ります。設立は1912年（明治45年）で、当時は「日本エナメル株式会社」という名称でした。以前はタカラベルモント社の参加で、タカラという名前もそこから来ています。
また、エナメルというと繊維を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、英単語のEnamelは「ホーロー」を意味しており、その名の通りホーロー製品が主力となっています。

タカラスタンダードの特徴

タカラスタンダードは、ホーロー製住宅設備機器のパイオニアとして非常に有名です。世界で初めてホーロー製キッチンの開発に成功したことからも、ホーローに対するこだわりと技術力の高さがうかがえます。ステンレスが中心となっている住宅設備業界においては、貴重な存在といえるでしょう。ホーローは耐久性や清掃性に優れた素材で、タカラスタンダードは独自製品の「高品位ホーロー」を使用しています。
高品位ホーローは850℃の超高温で焼き付けを行い、鉄とガラス（釉薬）の密着度を最大限に高めているのが特徴です。ホーロー製のキッチンや浴槽、洗面台は、汚れ・熱・傷・衝撃に対して強く、とても長持ちします。また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを発生させないので、安全性が高いのも魅力です。

タカラスタンダードの主な製品

タカラスタンダードは多くの製品にホーローを使用しており、高性能な住宅設備を多数リリースしています。タカラスタンダードの主な製品を簡単にご紹介します。

レミュー

あらゆる部分にホーローを使用したシステムキッチンです。毎日のお手入れがしやすいのはもちろん、大容量の収納スペースを備えています。収納スペースの扉はキッチンと同じカラーのため、統一感のある空間が生まれます。

エリーナ

格調高いデザインが魅力の洗面化粧台です。ホーロー製のベースキャビネットにアクリル系人造大理石のカウンターを組み合わせており、水分や汚れが染み込みにくく、お掃除も簡単にできます。

プレデンシア

高級グレードのユニットバスです。鋳物ホーロー製の浴槽は保温性が高く、体にフィットする形状も手伝って、極上のバスタイムを楽しめます。

今回のまとめ

タカラスタンダードは、ホーロー製品に魅力を感じる方ならぜひ選択肢に入れておきたいメーカーです。防汚性や耐久性など多くのメリットがあり、とても快適な暮らしを提供してくれます。ステンレス製品とは少々性質が違うので、興味がある時はタカラスタンダード製品の施工実績が豊富な会社に相談してみましょう。

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