三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

縦型・ドラム式洗濯機はどう違う? それぞれの特徴と選び方

2022.05.10

コラム


毎日の洗濯に使う洗濯機は、あらゆるご家庭の必需品です。現在は多種多様な洗濯機が発売されていますが、大きく分けると「縦型」と「ドラム式」があります。それぞれ特徴が異なるため、ご家庭の事情や好みに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の特徴をご紹介します。

【目次】
1.縦型洗濯機のメリット
2.ドラム式洗濯機のメリット
3.縦型とドラム式の使い分けのポイント
4.今回のまとめ

 

縦型洗濯機のメリット

縦型洗濯機は、従来からあるタイプの洗濯機です。名前の通り縦型の洗濯槽を持ち、上から洗濯物を入れます。洗い方は「もみ洗い」で、パルセーター(洗濯槽の底にある回転羽根)の回転によって水を撹拌し、その水流によって洗濯物同士をこすり合わせて汚れを落とします。メリットは、たっぷりの水でもみ洗いをするため、洗浄力が高いことです。泥汚れなどの頑固な汚れも、効率よく落とすことができます。また、縦長でスリムな形状をしているので、比較的小さなスペースでも設置することが可能です。価格もドラム式に比べて安い傾向にあります。
一方デメリットは、大量の水を必要とするため節水性に劣り、ドラム式より水道代がかかることです。また、こすり洗いをする関係上、洗濯物が傷みやすい点にも注意する必要があります。加えて、洗濯物を上から出し入れしなければならないので、毛布などの大きくて重いものを洗濯する時は大変に感じるかもしれません。

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機は、比較的近年になって人気が高まってきた洗濯機です。横向き~斜め向きの洗濯槽を持ち、正面から洗濯物を出し入れします。洗い方は「たたき洗い」で、洗濯槽の回転によって洗濯物を持ち上げて落とし、何度も叩くことによって汚れを落とします。
メリットは、少量の水で洗濯できるので節水性が高く、水道代を抑えられることです。また、たたき洗いは洗濯物同士が絡んだり擦れ合ったりしにくく、洗濯物が傷みにくいのも魅力です。さらに乾燥機能も付いているのが一般的で、洗濯物を持ち上げて落としつつ温風を当てるため、短時間でもしっかり乾燥してふんわりと仕上がります。デメリットは、縦型に比べて広い設置スペースを必要とすることです。フタを手前に開くので、その分のスペースも考慮しておかなければなりません。少量の水で洗うため、洗浄力も縦型に比べるとやや劣る他、色移りしやすいという欠点もあります。加えて、洗濯槽が横向きの場合は、途中で洗濯物を追加することができません。価格も縦型より高めです。

縦型とドラム式の使い分けのポイント

それでは実際のところ、縦型洗濯機とドラム式洗濯機は何を基準にして使い分ければいいのでしょうか? 
重視するポイントは人によって違うと思われますが、特に注目していただきたいのは「洗濯の頻度」と「汚れ」です。たとえば、ご家族の人数が多くて毎日何度も洗濯する必要があるなら、乾燥まで一気に済ませてしまえるドラム式が適しているでしょう。洗濯槽が横を向いているおかげで、大量の洗濯物の出し入れも比較的簡単です。水道代を節約しやすいメリットも見逃せません。
一方、お子様が部活動をしていて泥だらけの衣類を持ち帰ってくる場合などは、洗浄力が高い縦型洗濯機が向いています。早く乾かしたい時は、乾燥機付きのモデルを選ぶのがおすすめです。単身者向けの物件に住んでいてあまりスペースを取れない場合なども、省スペースの縦型が適しているでしょう。

今回のまとめ

縦型洗濯機とドラム式洗濯機は、どちらも優れた特徴を持っています。メリットとデメリットをよく理解した上で、より自分の家庭に合ったものを選べば、毎日の洗濯をさらに楽にしてくれるでしょう。まずはご自宅の洗濯の状況を再確認し、どのような点に困っているのか、どういった機能があればいいのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。