三重県亀山市・鈴鹿市で新築住宅・リフォーム・土地さがしを行う野村建設のお知らせです。

雑草を放置すると家や庭にも悪影響をおよぼします

2020.06.18

コラム


みなさんは、ご自宅の草むしりをしっかりと行なっていますか? 実際のところ、「わかっているけど面倒」「別に誰の迷惑にもならないし……」という方は、非常に多いのではないかと思われます。しかし、雑草が数々の問題を引き起こすことを忘れてはいけません。今回は、雑草を放置した場合に発生する問題について見ていきましょう。

雑草は周辺環境を悪化させ、多くの問題をもたらす

雑草の生い茂る家や庭は、ただ見た目が悪いだけではありません。雑草は周囲の環境を悪化させ、さまざまな問題をもたらします。たとえば、大量の花粉を飛ばすヨモギやブタクサは、花粉症の原因となる植物として有名です。喘息の方にとっても、花粉は歓迎できるものではありません。また、雑草は虫の餌や隠れ家となり、カ・ハエ・ダニ・ゴキブリといった害虫の発生源にもなります。これらの害虫は、不快なだけでなく病気を媒介することもあるので、被害は無視できません。さらに、ヘビやアライグマといった害獣のすみかにもなり、ドクダミのように強い臭いを放つ植物もあります。「たかが雑草」では済まされないのです。

雑草が犯罪や火災、ご近所トラブルを招くことも

雑草が引き起こす問題として忘れてはならないのが、周辺の治安の悪化です。雑草の中には、オオアレチノギクやセイタカアワダチソウなど、人間の背丈よりも大きくなるものがあります。これらは不審者が潜む場所となり、空き巣などの犯罪を助長してしまうかもしれません。また、タバコのポイ捨てによって火災が発生するおそれもあります。そして、ここまで紹介してきたようなトラブルが発生すると、近隣住民から改善を求める声が上がるでしょう。つまり、さらなるご近所トラブルにつながってしまうのです。このように雑草は、次から次へと問題を引き起こす可能性を持っており、責任を持って処理する必要があります。

草むしりから卒業! おすすめの雑草対策

雑草を処理しなければならないと思っていても、草むしりはやはり面倒なものです。除草剤の効果も永久ではありませんし、使うたびにお金がかかってしまいます。そこでおすすめしたいのが、雑草が生えてこなくなるように家や庭をリフォームする方法です。主な方法を紹介しましょう。

砂利

砂利を敷き詰めることによって、植物の種や日光が地面に届くのを防ぎ、雑草が生えてくるのを防ぐ方法です。歩くと音がなるため、防犯効果も期待できます。ただし、砂利の間から雑草が生えてきてしまうことも多いので、最低でも5cmほどの厚さにまきましょう。

固まる土

セメントなどがブレンドされた、水をかけると固まる土を使い、雑草が生えてこない地面を作る方法です。外見は地面のまま雑草を防げるのがメリットですが、ひび割れてしまうこともあります。

防草シート

特殊なシートで地面を覆い、雑草を生えてこなくする方法です。施工は簡単で効果も抜群ですが、低品質なものを選ぶと劣化が早いため、なるべく高性能なものを使うといいでしょう。

ウッドデッキ、テラスなど

考え方はこれまでの方法と同じで、地面の露出や日光の当たる場所をなくすことで雑草を防ぎます。家族の憩いの場も作れるのが大きなメリットです。

今回のまとめ

大きく成長した雑草は、想像以上に多くの問題をもたらします。トラブルを未然に防ぎ、快適な生活を守るためには、早い段階での対策が重要です。草むしりは定期的に行い、それが面倒に感じられるのであれば、リフォームによって雑草が生えてくるのを防ぎましょう。