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戸建住宅はマンションに比べて空き巣被害の注意が必要です

2019.12.11

コラム

戸建住宅は、マンションと比較して空き巣の被害にあいやすいと言われています。確かに、空き巣被害と聞くと、多くの方が窓から家に侵入する泥棒の姿をイメージするのではないでしょうか。
今回は、そんな戸建住宅が空き巣被害にあいやすい理由を、警視庁がおこなった調査結果をもとに見ていきます。

被害報告の約7割が戸建住宅


警視庁の調査によると、空き巣の被害にあったという報告のうち、約7割が戸建住宅を狙ったものでした。また、マンションの被害のうち、高層階(4階以上)の方が低層階(3階以下)よりも被害件数が多く、階数の低い家ほど被害にあいやすいことがわかっています。当然、戸建住宅であれば、その多くが2階建ですので、マンションなどの共同住宅に比べて空き巣の被害にあいやすいと言えます。
また、マンションには各住居の鍵に加えてオートロックが設置されていることが多く、犯人が乗り越えなければならない関門が多く、空き巣に入るのも逃げるのも一苦労です。また、戸建のように垣根や門扉などがないため、ピッキングやガラスを破壊している姿を目撃されやすく、犯人が敬遠するのも頷けます。

戸建住宅の被害理由のほとんどが無締まり


次に、戸建住宅を狙った空き巣の侵入経路ですが、半分以上が鍵の無締まりです。ゴミを出そうとして玄関を開けたまま数分外出した隙に被害にあったり、窓や玄関の鍵を閉め忘れたことで被害に合うケースがほとんどです。
空き巣というと玄関をこじ開けたりガラスを割ったりと力ずくのイメージがありますが、犯人も大きな音を立てたり時間をかけてリスクを犯したくないものです。鍵がかかっていない家を狙って犯行に及んでいることがわかります。

今回のまとめ

戸建住宅に住む方は、空き巣の被害にあいやすいということを認識し、鍵の閉め忘れには十分に注意しましょう。また、全体の3割以上がガラス破りによる犯行であることも踏まえて、窓ガラスや玄関ドアのガラスには、破壊防止のフィルムなどを貼っておくことをお勧めします。