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高齢者が快適に暮らすためのバリアフリーリフォームを考えましょう
2019.05.01
コラム
高齢化社会に伴って、最近は高齢者と暮らす方が増えていると思います。毎日の生活を送る家が高齢者にとって不便な構造のままだと、日常生活にストレスを感じるだけでなく、怪我や最悪の場合は命に関わることも大いにあります。
そこで今回は、高齢者が快適に暮らすためにやっておきたい代表的なバリアフリーリフォームをご紹介いたします。
人生100年時代だからこそバリアフリーを考えましょう
令和を迎えた現代は、人生100年時代とも呼ばれ、平均寿命がどんどん伸びています。そのため、高齢者人口は増え続け、高齢者に配慮した街づくり、家づくりが必要不可欠です。
今の高齢者は比較的元気ですが、それでも年々衰えはやってきます。そして、「うちのおじいちゃん・おばあちゃんは元気だから」と安心していると、ある日突然、点灯して大怪我を負ったということも少なくありません。最悪の場合は、命を落とすことも十分にありえます。
長生きできるようになったことは良いことですが、それに伴って、高齢者が快適に暮らせるような住環境を整えていくことが大切です。
これだけはやっておきたいバリアフリーリフォーム
高齢者の生活に合わせて家を建て替えられれば良いのですが、なかなかそんなわけにはいきません。そこで取り入れたい考え方がリフォームです。少しバリアフリーリフォームを行うだけでも、高齢者の生活は驚くほど楽になり、トラブルを未然に防ぐことができます。
玄関のスロープ
実は玄関は、高めの段差が多いポイントであり、高齢者にとっては非常に大変な動線です。玄関アプローチから靴を脱いでフロアに上がるまでの間にある段差を極力減らしたり、段差の高さを低くすることで、転倒のリスクを最小限に減らします。
階段・風呂・トイレの手すり
階段の上り下りや入浴、トイレは、高齢者にとって大仕事です。動きをサポートしてくれる手すりを設けるだけでも、介助なく一人で動くことができるようになり、安心・安全な環境になります。
敷居・段差の撤去
家の中の敷居や段差は、若者にとっては何てことないのですが、高齢者がつまずいて転倒する可能性が高いポイントです。特に家の中で点灯すると、タンスや机の角に頭をぶつけて大怪我をする可能性があるので、真っ先に対応しておきたいところです。
水まわり設備の取り替え
トイレやキッチン、風呂などの水まわり設備は、毎日必ず使うものであり、これらの設備を交換することで、生活がとても楽になります。高さの低いキッチンにすることで高齢者も料理を楽しむことができますし、床暖房や浴室暖房を備えた浴室は心臓への負担を軽減します。また、シャワートイレ(ウォシュレット)付きのトイレは、排泄の際の動作を減らしてくれます。
今回のまとめ
人は誰でも歳をとります。あんなに元気だったおじいちゃんやおばあちゃんも、気がつくとすっかり歳をとって、毎日の生活が危険に結びつくことも珍しくはありません。大きな怪我をしてしまう前に、ご家族の皆さんが対策を行い、高齢者がいつまでも元気に楽しく暮らせる住まいづくりを整備していくことが大切です。
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