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東海地区(愛知・岐阜・三重)に暮らす方は耐震強度を見直しておきましょう
2019.04.12
コラム
日本はここ10年で、東日本や熊本、北海道など、様々な地域で大規模な地震被害に遭ってきました。中でもここ東海地区は、何十年も前から大規模地震の危険地帯として警告されてきましたが、幸いなことにまだ地震被害に遭っていません。しかし、近い将来に大きな地震がやって来る可能性は極めて高く、家族の命を守るためにも、しっかりと耐震リフォームを行っておくことが重要です。
今回は、そんな東海地区(愛知・岐阜・三重)に暮らす方において、耐震強度を見直しておくべき必要性をお伝えいたします。
耐震リフォームを検討すべきケース
東海地区は、東南海地震、南海トラフ地震など、今後大きな地震の被害が予想されています。そのため、今の段階からしっかりと耐震リフォームを行なって、家族の命を守ることが大切です。
特に、昭和56年以前に建設された木造の住宅に住んでいる方、海抜の低い地域に住所がある方、これまでに耐震補強工事を行ったことがない方は、必ず耐震強度の診断を行なってください。耐震強度は、地震が来るまではなかなか気にすることがないため、災害時になって初めて「あの時やっておけば」と後悔してしまいます。
野村建設がオススメする耐震リフォーム
耐震強度が気になる家にお住いの場合は、耐震リフォームがオススメです。後付けの耐震補強でも、やるのとやらないのでは、その被害は大きく異なります。
基礎の補強で耐震強度を高める
家の基礎を鉄筋コンクリートで補強することによって、家の土台の耐震強度を高めることができ、地震の揺れが建物に伝わりにくくします。また、建物の基礎と柱を耐震金物でしっかりと固定することによって、建物の倒壊を防ぐことができます。
屋根材を変えて軽くて丈夫な家に
瓦を使用すると重量が重くなり、さらに家の重心が高くなってしまいます。屋根の素材を河原ではなく金属製のものに替えて軽くすることによって、家の重心が低くなり、建物が安定します。また、瓦が落下する危険がなくなるため、通行人への二次災害を防ぐこともできます。
腐朽箇所を修繕して耐震強度を守る
日本は、シロアリや梅雨の湿気など、木造の家をむしばむ要素がたくさんあります。腐朽した柱は、見た目は健康な木と変わりなくても、中はボロボロの状態になっているため、災害時には発泡スチロールのように崩れてしまいます。腐朽した箇所を修繕し、防虫・防湿処理を施すことで、柱を健康な状態に保つことができます。
今回のまとめ
今後、大規模地震が起こる可能性の高い東海地区。昔から大本命と言われながらも、まだその時は来ていません。ある専門家は、地震が来ずに先送りになればなるほどに、地震はパワーを溜めており、その被害はどんどん大きくなるといいます。
東海地区にお住いの方は、今一度、家の耐震強度に目を向けて、リフォームを検討してみてください。
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