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意外と知らない!?部屋の間取りの単位(畳・坪・㎡)の計算方法

2019.04.07

コラム

不動産屋さんで家や土地を探す際に必ず出てくる畳・坪・㎡といった単位ですが、普通の暮らしの中ではあまり使用することがなく、耳馴染みのない言葉です。そのため、私たちもお客様から、「1坪って何㎡ですか?」といった質問をたくさんいただきます。
今回は、そんな部屋の間取りの単位(畳・坪・㎡)の計算方法についてお伝えいたします。

畳(じょう)という単位の考え方

平面図において、部屋単位の広さを表す際によく使用されるのが「畳」という単位です。この畳は、見本固有の単位であり、読んで字のごとく畳(たたみ)の枚数を基準に表しています。畳1枚分の広さを1畳、1枚で2畳・・・といったように、和室が中心だった日本古来の部屋の考え方です。
なお、不動産取引においては、この畳という単位を使用することは禁止されており、後述する㎡を使用しなければなりません。これは、昔は畳の大きさが地方によって異なっていたため、不動産取引が曖昧になることを避けるためと言われています。

坪(つぼ)という単位の考え方

坪も、畳と同じく日本古来の考え方で、敷地面積や床面積を表す際に使用されることが多い単位です。坪は、おおよそ畳2枚分の正方形の広さを表す単位であり、「2畳=1坪」と言い換えることができます。
また、同じ広さのことを歩(ぶ)と呼ぶこともあり、こちらは中国古来の数え方です。現代の日本でも、土地の広さを表す際に使用されることがあります。
なお、坪も畳と同じく、不動産取引において使用することが禁止されており、後述する㎡を使用しなければなりません。

㎡(平米)という単位の考え方

この㎡は、小学校でも習う面積を表す単位であり、欧米のメートル法に基づいた表記です。日本では、別名として平米(へいべい)や平方メートルなどとも呼ばれます。㎡は、坪と同じく、敷地面積や床面積を表す際に使用されることが多い単位です。なお、「1坪=約3.305 785 124㎡」、「1畳=1.62㎡」です。

今回のまとめ

土地探しや物件選びの際に必ずといって良いほど出てくる、この畳・坪・㎡という単位。畳はわかりやすいのですが、坪や㎡は意外とイメージしづらく、特にそれぞれの単位を脳内で変換するのに手を焼きます。覚えるときは、1畳は1.6㎡、1坪は3.3㎡と覚えておきましょう。